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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2653 GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3):木下晋展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



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    GALLERY枝香庵(中央区銀座3-3)では、
    木下晋(きのした すすむ)展。
    展覧会タイトルは、ー表現の可能性ー。

    鉛筆の画家・木下晋の個展です。

    鉛筆だけで、執拗に細部を緻密に描き込んでいます。
    背景の暗闇も鉛筆の線の集積です。
    しかも大作なので、圧倒的な力が放射されます。

    写実的なリアリズムに到達していますが、
    作家の目的はモチーフの正確な再現ではなく、
    全く別のところに向かっているようです。

    選ばれたモチーフは、
    美しさを再現したくなるような、
    あるいは、秘めた美しさを表出させたくなるような、
    魅力的な事物ではありません。

    それどころか、
    過酷な人生を生き抜いてきた、
    あるいは、過酷な運命を受け止めてきた結果、
    正視に耐えられない程に、
    極限の姿になった人の顔や、手や足です。
    そしてその重い時間が刻んでしまった深い皺を、
    克明に描いています。


    この様な部分への執着は、
    誰もが見えるものではなく、
    作家だけが見えているものを描く意思を示しています。
    このような過剰な描き込みによってしか
    伝わらないことがあるのです。

    それは、美醜がどうだこうだより、
    目の前に現実がある以上、
    その現実に得難さが確信できる以上、
    描き出さなくてはならない。
    そんなメッセージを発している。
    そんな印象でした。


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    視線の光

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    合掌図

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    告発

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    鎮魂(母の手)

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    祈願

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    アロエ


    写真:筆者撮影

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    20170606 鑑賞
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