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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3559 草間彌生「無限の網 イエロー」について
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    13回目は、草間彌生「無限の網 イエロー」について。



    草間彌生
    無限の網 イエロー
    1960年
    240cm×294.6cm
    oil on canvas
    ※フランク・ステラが自前で購入し、
    自宅の居間にかけて長く手放さなかったのですが、
    現在はワシントンのナショナル・ギャラリーに収蔵されています。

    Artsyが2015年に「現役アーティストTop10」の1人に選出した画家。
    2016年には『タイム』誌の
    「世界で最も影響力のある100人」に日本人で唯一選ばれた画家。

    同年、文化勲章受章。
    2017年「草間彌生美術館」開館。
    同年、国立新美術館開館10周年として、
    「草間彌生 わが永遠の魂」展が大々的に開催されるという、
    現代作家の中でも最も評価と人気の高い画家です。

    作品の特徴は、
    サイケデリック色と、
    同一模様(パーツ)の無限に近い反復です。
    集積を重ね続けるという絵画行為は、
    「オブセッション(脅迫観念)」によるとされますが、
    実際は、
    「どうやって描くのかは、手に聞いてほしいくらいです。」
    と、画家本人も説明が困難な、
    闇の領域での出来事です。

    この作品においても、無数の点々覆われていますが、

    オールオーヴァーな均一性の向こうに、
    縦縞のパターンが絞り出すように現れていて、
    そこまで我が身を回帰させたが、
    あとは宇宙が画面の前に広がっている。
    そんなイメージです。

    執拗な密度の先に、
    静けさがあって、観る人を瞑想へ誘うようです。

    美術作品としてかくも多くの支持を得た理由は、
    画家の内面に湧き上がる得体の知れないイメージが、
    共有できる美しさに変容するという
    創造の神秘が起こったから。
    そんな印象でした。
     
    | 印象記 | 06:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - |