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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2721 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5):平野俊一展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1200375.JPG

    柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、平野俊一展。

    P1200395.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーin the gardenー。

    入口のパネルを見て、
    柴田悦子画廊では珍しく写真展か、
    と思いつつ会場に入れば、
    日本画展だったので、軽い驚き。

    優れた日本画における花は、
    卓上の一輪挿しであろうと、
    里山を覆う、満開の桜であろうと、
    画家は花のたおやかな心、妖しさを汲み取り、
    画家の独特な感性によって再構築し、
    写実と装飾が入り混じる幻想的な空間として表現されます。
    言い換えれば、花を描きながら、
    それを画家独特のフィルターを通して、

    不思議な生気を描き出そうと試みた結果です。

    一方でこの作家は、
    自身のメッセージを伝える手段として、
    独特のフィルター」を廃して、
    ドライな写真的実態をそのまま日本画に置き換え、

    ニュートラルな普遍性を獲得しようとしているようです。

    ここには、花と画家の関係を巡る思索が横たわっている。
    そんな印象でした。

    P1200376.JPG

    P1200377.JPG

    P1200378.JPG

    P1200379.JPG

    apple tree

    P1200381.JPG

    P1200382.JPG

    P1200383.JPG

    early summer

    P1200385.JPG

    P1200386.JPG

    P1200387.JPG

    Rose

    P1200389.JPG

    P1200390.JPG

    Rose

    P1200396.JPG

    P1200397.JPG

    P1200398.JPG

    Flower raft


    写真:筆者撮影

    Scan0034.jpg

    Scan0035.jpg

    20170725 鑑賞
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