2017.09.23 Saturday
2790 国立新美術館(港区六本木7-22):第102回 二科展 彫刻部
JUGEMテーマ:美術鑑賞
国立新美術館(港区六本木7-22)では、
第102回 二科展 。
彫刻部会場風景。
いよいよ秋の公募展シーズンの到来。
トップバッターは、二科展。
二科展は絵画・彫刻・デザイン・写真で構成されます。
国立新美術館での有力公募展は、
大抵、同時期に2団体が開催されますが、
国展(5月)、二科展(9月)、日展(11月)だけは、
単独開催で、
それだけジャンルが多く、展示作品も膨大です。
二科展の絵画・彫刻部門は、
具象寄りの抽象というか、具象混じりの抽象という、
抽象系のボリュームゾーンを領域としますので、
スーパーリアリズム、シュール、
幻想画や激しいフォーブは少数派です。
メインの絵画部門では、
若い会場番号の展示室は、さすがに見事ですが、
二科展だけの意味不明な規約で、
(公的には)写真撮影が禁止されていますので、
彫刻部門だけを紹介します。
絵画と同じく、「ガチな」具象表現は少なく、
日展のように、
人体具象彫刻が際限なく続くのではなく、
様々なテイストの作品が、
それぞれの立体言語で、メッセージを語っています。
高いクオリティーが維持され、
楽しく、刺激的な鑑賞体験が得られました。
TRICK
樟・杉・赤松
稲葉 朗
会友
シェア
楠
与島 雪
一般
記録’17・道標
焼成土
竹屋 修
会員
何時か
楠
佐藤しず子
一般
ロバ
ブロンズ
吉田朋世
会友
ベトザダの池
流木・セメント・金網
藤田明美
会友
ジャックの場合は
木
佐々木 至
会員
Osora de Sampo
寄木
工藤 直
会員
お・で・か・け
鉄
浅草義治
会友
娘
樟
井上幸夫
一般
勇往邁進
樹脂・石膏・鉄・木・ロープ
本田紀朗
会友
why
ミクスト メディア
柴崎益代
一般
鳥のうたと空間
欅・銀杏・板材
長谷川大治郎
会員
Kanonー時を渡る
石膏・木
橋本和明
会員
Dr. Satosi Omura
for people in the world
石膏
津田裕子
会員
Hush-A-Bye(ハッシュア バイ)
小松石
豊田晴彦
会員
写真:筆者撮影
20170906 鑑賞