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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2809 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4):嶋恵美子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1220934.JPG

    OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、嶋恵美子展。

    P1220944.JPG

    P1220958.JPG

    会場風景。
    作品名は全て「景」。

    無数の線の集積。
    具体的な形は浮かび上がって来ませんが、
    絵画からイリュージョンが廃された、
    全体が単一性、均質性を保つ​オールオーバーではなく、
    何かの存在、あるいは光と影、奥行きが
    ほのかに見えてきます。


    平面上では、造形ではなく、
    空間と時間の探求が行われています。

    1本の線は、
    風景や情景、場面の記憶の断片のようです。
    それらは集まっても、像を結びませんが、
    情念と一体となった力を生み出している。
    そんな印象でした。


    P1220945.JPG

    P1220946.JPG

    P1220949.JPG

    作品と部分詳細。

    P1220950.JPG

    P1220951.JPG

    P1220952.JPG

    作品と部分詳細。

    P1220959.JPG

    P1220960.JPG

    作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0038.jpg

    Scan0036.jpg

    Scan0037.jpg

    20170912 鑑賞







     
    | 印象記 | 05:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事