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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3019 山本現代 Viewing Room(品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F):村山留里子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1300066.JPG

    山本現代 Viewing Room
    (品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F)
    では、村山留里子展。

    P1300067.JPG

    会場風景。

    大きなタペストリー作品が天井から吊り下げられ、
    空調の気流でゆったり揺れています。

    全体が白と黒のパーツでできていますが、
    それらの配列には規則性はなく、
    あるいは、全体として具体的な画像を構成するわけでもなく、
    徹底的にアトランダムです。
    一つ一つのパーツはサイズや形が様々な四角形ですから、
    一応、隙間のない接続は可能で、
    結果、大きな四角形にまとまっています。

    白黒のツートンは、
    無造作で即興的な膨大な反復という行為の視覚化を、
    増幅させています。


    作家という肉体(知的、美的操作ではなく)を通して、
    現れ出た二次元の複雑な現実は、
    面が生成される場に立ち会うかのような臨場感が漂うことで、
    生気が感じられ、
    どこかで人の根幹とつながる
    有機的な抽象になっている。
    そんな印象でした。

    P1300069.JPG

    P1300070.JPG

    P1300068.JPG

    P1300071.JPG

    P1300072.JPG

    P1300073.JPG

    P1300074.JPG

    写真:筆者撮影

    20180131 観賞
    | 印象記 | 05:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事