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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3201 NICHE GALLERY(中央区銀座3-3):古川幹広 個展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1350734.JPG

    P1350742.JPG

    NICHE GALLERY(中央区銀座3-3)では、
    古川幹広 個展。

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー不完全な時計ー。

    リアルに緻密に描かれた静物画。
    高い画力で、写実的に描かれれば、
    「写真」に近づき、
    アートとしての没個性化が進むと思われますが、
    あるレベルを超越すれば、

    逆に、個性が際立ち始めるという不思議さが
    絵画の面白さです。

    モチーフが選ばれ、配置が決まり、
    視点が定まる。
    見えた様子がキャンバスに置き換えられることで、
    「ここに在る」という
    時の流れを含んだ重い実在感が迫ってきます。
    その「感じ」の刺激こそ
    画家の感性と力量の現れです。

    このように、ごく当たり前の事態が
    何か不思議なものとして認識されるということは、
    モチーフがこの世にあることの意味が、

    ゼロベース から立ち上がってくるから。
    そんな印象でした。

    P1350721.JPG

    P1350722.JPG

    P1350723.JPG

    幻象 1

    P1350726.JPG

    P1350727.JPG

    P1350730.JPG

    幻象 2

    P1350731.JPG

    P1350732.JPG

    P1350733.JPG

    P1350735.JPG

    P1350736.JPG

    卓上の静物

    P1350738.JPG

    P1350739.JPG

    P1350740.JPG

    不完全な時計

    P1350743.JPG

    P1350744.JPG

    百合花 1

    P1350748.JPG

    P1350749.JPG

    P1350752.JPG

    P1350751.JPG

    卓上の静物


    写真:筆者撮影

    Scan0039.jpg

    Scan0040.jpg

    20180508 鑑賞
    | 印象記 | 05:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事