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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3282 RAT HOLE GALLERY(港区南青山5-5-3):レイチェル・ハリソン展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1130644.JPG

    RAT HOLE GALLERY(港区南青山5-5-3)では、
    レイチェル・ハリソン展。

    P1130637.JPG

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    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーHouse of the Dolphinsー。
    ※イルカの家

    海藻のように揺らめく感じの
    7本の細い棒が立ち上がり、
    壁面には古代彫刻の写真作品が展示されています。

    以上、状況説明は容易ですが、
    沸き上がる印象の文字化はかなり困難です。

    立体作品は、
    もともとは、建材の木角材だったのですが、
    捩じり曲がって使い物にならず、
    廃棄されていたものを、
    セメントで塗り固め、着色したものです。
    写真作品は、
    アテネやデロス島などの博物館で、
    古代彫刻を撮影したものです。

    同一空間に展示されるものの、
    混じり合い、関係性を生むこともなく、

    離れて並置されています。

    共に、
    ある目的で、ある意図により作られたものの、
    現在では、
    当初の目的や意図から離れたところで存在しています。
    存在しているというより、
    引き出されて衆目に晒されています。

    写真作品は、
    立体作品を読み取るためのテキストだと思われます。
    奇妙なひょろひょろした棒だけど、
    存在していることの経緯や意味は
    発掘された古代彫刻そのものなのです。

    P1130633.JPG

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    P1130642.JPG

    写真:筆者撮影








    20180621 鑑賞
    | 印象記 | 05:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事