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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3283 ナンヅカ・アジェンダ 渋谷(渋谷区渋谷2−17):ダニエル・アーシャム展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



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    ナンヅカ・アジェンダ 渋谷(渋谷区渋谷2−17)では、
    ダニエル・アーシャム展。

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    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーArchitecture Anomaliesー。

    刺激的な鑑賞体験です。
    これだから画廊巡りはやめられません。

    正面に単体で立っている作品以外は、
    全て壁に取り付いています。
    「アーキテクチャー・アノマリーズ」
    とあるように、作家の視点は建築側にあります。

    その点、
    人体から直接石膏で型を取る手法で先行している、
    ジョージ・シーガルの、
    日常の一場面を凍結させた作品群とは、
    コンセプトが異なります。

    人が壁の中に取り込まれたのではなく、
    建築の異常事態により、
    壁から、床から、人が湧き出たようです。
    あるいは、
    掛け時計が、壁を引きずって移動した。

    しかし、布状に膨らむシルエットにより、
    筆者は、人と勝手に判断しているだけで、
    その実態は不明なのです。

    もののもつ存在感とか重量感は、
    あくまで暗示であり、
    究極の具象の果ての抽象が視覚化されています。

    静寂の中の不思議な生命力。
    直接表現されていない人的な存在の、
    闇からの視線という予感が、
    この空間を特別なものに変容させている。
    そんな印象でした。

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    写真:筆者撮影

    20180629 鑑賞
    | 印象記 | 05:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事