2018.07.22 Sunday
3308 あかね画廊(中央区銀座4-3):京都独立美術女流二人展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
あかね画廊(中央区銀座4-3)では、京都独立美術女流二人展。
会場風景。
京都を拠点に、
独立展を発表の場とし、 作家活動を行う、
芝田キク(準会員)と大津佳代子(会友)の二人展。
芝田キクの作品
一目で、薔薇が群れて咲く様子ということがわかりますが、
逆に、「わかるまで」で写実をやめて、
あとは、薔薇の匂い立つ
妖しいまでの、生々しいまでの
生命感の表現に徹している。
そんな印象でした。
出発の詩
芝田キク
大津佳代子の作品
年代がかったレトロな機械といった風ですが、
母体が有機的なフォルムなので、
どんな世界感なのか、少々戸惑います。
むしろ、画面内での混乱は、
外的要因と内的要因の拮抗の場が、
「ひと」そのものなのだという、
生きていることが
不思議な出来事として画面の中に再現される。
そんな印象でした。
私の場合
大津佳代子
大津佳代子
写真:筆者撮影
20180710 鑑賞