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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3328 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7):野見山暁治展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1390305.JPG

    ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、野見山暁治展。

    P1390306.JPG

    P1390307.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー夏の遊びー。

    野見山 曉治
    (のみやま ぎょうじ、1920年12月17日 〜)
    現代日本を代表する画家の一人で、
    2014年には文化勲章を受章しています。

    現在97歳の画家の新作が並びます。
    これまでの作風を継承する、
    具体的に理解できる事象の無い、純度の高い抽象表現ですが、

    作品名は直接的な言葉です。

    「版画にドローイング」のシリーズでは、
    背の丸い亀のような、魚のようなものが
    画面の中央に蠢いているという、
    共通点があります。
    もちろん、何モノかが何ゴトかを行う場面ではないものの、
    画家の内面に起こった出来事が、
    このように、画面に現れ出た時に、
    見る者が、
    質量や質感という現象ではなく、
    存在そのものを予感できる共感力こそ、
    絵画の力なのだと思わせます。

    具象画では理解(文字化が可能)は容易ですが、
    共感(言葉にならない)への衝突は、
    このレベルの抽象で初めて可能なのだ。
    そんな印象でした。

    P1390308.JPG

    P1390309.JPG

    誰も来ないな

    P1390317.JPG

    P1390318.JPG

    景色のきれっぱし

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    P1390324.JPG

    すっかり忘れた

    P1390311.JPG

    P1390312.JPG

    見失った日

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    P1390321.JPG

    みんな忘れた


    写真:筆者撮影

    Scan0039.jpg

    Scan0040.jpg

    20180724 鑑賞
    | 印象記 | 04:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事