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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3343 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3):天明里奈展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1400931.JPG

    ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、天明里奈展。

    P1400957.JPG

    P1400965.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー欠損と境界ー。
     

     

    乾漆による人物像。
     

    若い女性のようですが、
    表情や仕草は表現されず、

    男女の造り分けについても重要ではないようです。
     

     

    その分、髪型が特異で、

    人物のフォルムの上に、

    内なる世界が現れ出たようです。

    見覚えのあるものの奇妙な状況を、
    絵画というイリュージョンではなく、
    立体作品という現物として出現させています。

    展覧会タイトルの「欠損と境界」。

    自身の欠損と他との境界に関わる思考は、
    自身の確認と同時に、
    自身の魔性に気付かされる
    パンドラの箱なのかもしれません。
     

     

    作品はビジュアル的に興味深いものですが、

    鑑賞者は感覚的に接するのではなく、
    熟考させる空間を共有している。
    そんな印象でした。

    P1400958.JPG

    P1400959.JPG

    P1400960.JPG

    transparency is an ideal

    P1400962.JPG

    P1400963.JPG

    insideout(W)

    P1400968.JPG

    P1400969.JPG

    クル・ヌ・ギ・ア
    ※シュメール語で冥界のこと


    写真:筆者撮影

    Scan0007.jpg

    Scan0008.jpg

    20180828 鑑賞

    | 印象記 | 05:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事