2018.09.10 Monday
3352 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5):大坪奈古/近未来 二人展・2
JUGEMテーマ:美術鑑賞
柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、
大坪奈古/近未来 二人展。
会場風景。
二回目は人形作家コンドウミク(近未来)の紹介。
筆者を含め、普通の感性の持ち主は、
野菜や花や牡蠣などが、命を宿していることは
イメージとして感じているものの、
この作家は、さらに踏み込んで、
命の内側にある貴重な存在へと
想像力を働かせています。
特に牡蠣のシリーズは秀逸で、
日頃は無意識に、
ややグロテスクな姿として見ていますが、
それが少女の顔を持ち、
牡蠣殻に気持ちよさげにまどろむことで、
牡蠣は生きているという当たり前の出来事が、
何か不思議で貴重なものとして
感性に直接響いてくる。
そんな印象でした。
蒼い馬
右大根 左人参
隣の客
写真:筆者撮影
20180828 鑑賞