2018.09.12 Wednesday
3356 ギャラリー・オカベ(中央区銀座4-4):服部篤浩展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
ギャラリー・オカベ(中央区銀座4-4)では、服部篤浩展。
会場風景。
展覧会タイトルは、ー定義できない現実ー。
下の写真は画廊の展示風景と、ガラスの向こうの、
表通りが同時に写っていますが、
展示されている作品も、
通りの写真から描き起しているので、
不思議なシンクロが起こっています。
言葉で明確に限定することが「定義」です。
画家は物事やイメージを、
絵画という手段で明確に限定しますので、
絵画制作は画家にとって、
物事(モチーフ)の定義付だと思われます。
画家にとって、
現実(風景)の絵画による定義は不可能で、
恣意的に殴り書きしたような原色の絵具の痕跡だけが、
画家の抑えがたいモチベーションの定義になり得る。
そんな印象でした。
帰郷
ブルーの在る駅前広場
中央通り
行き交い
写真:筆者撮影
20180828 鑑賞