2018.10.07 Sunday
3401 ゆう画廊 6F(中央区銀座3-8):丸林時郎展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
ゆう画廊 6F(中央区銀座3-8)では、丸林時郎展。
会場風景。
行動美術会員による抽象画。
筆者は先日「第73回行動展」を鑑賞したばかりで、
その余韻が残っています。
大規模な有力公募展は、
近しい画風の、力のある現役画家の最新作を
同時に俯瞰できるということで、
それはそれで、楽しく贅沢な鑑賞体験が得られますが、
そこは、個々の画家の世界観に浸り、味わう環境ではないので、
このような個展において
広くではなく、深く関わる時間も、
バランス的に必要になります。
様々な矩形の色形が、
画面の中に配置されています。
色面の構成、コンポジションそのものが表現になっています。
奥行きや空間などは語らない独特の空気感。
そうであれば、
それぞれの色のフォルムを、
前後や強弱とは別の次元で、
どのように自己主張させ、それらの関係を引き出すのか。
色のもつ力が画面のなかでせめぎ合っている。
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
写真:筆者撮影
20180925 鑑賞