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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3403 ギャラリー・オカベ(中央区銀座4-4):吉田昌司展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC00796.JPG

    ギャラリー・オカベ(中央区銀座4-4)では、吉田昌司展。

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    会場風景。
    展覧会タイトルは、
    ーfor a while しばらくの間ー。

    陶による人物像(的オブジェ)。
    群像に迎えられて、
    思わず立ち尽くす感じは、なかなか気持ちのよいものです。

    群像は、
    会場手前、床に並んだ大振りのグループと、
    会場奥、台に並んだ小振りのグループに
    分かれています。

    頭部に対して胴体が異様に大きく、
    頭部のリアルさに対して、
    胴体は筒状にシンプルにディフォルメされています。
    人物は髪型と、全体の柔らかいフォルムで、
    若い女性が想定され、
    彼女らは同じように斜め上を向いています。

    以上が状況説明ですが、
    だからと言って何がどうなっているのか、
    知り様がありません。

    「for a while しばらくの間」

    筆者の主観ですが、
    「しばらくの間」という物言いには、
    日常、習慣を離れる期間の表現の時に
    しっくりするニュアンスがあります。

    しばらくの間お休みをいただきます。みたいな。
    しばらくの間我慢しよう。みたいな。

    斜め上を向いた女性たちは、
    何かに対して一息ついているようです。

    作者のモデリングセンスは、
    独特な雰囲気をもった人物群として表現され、
    そこには肝心な事以外不要なものを削ぎ取った
    意外性のある潔さがあります。
    陶による造形という手段でしか成し得ない
    軽い心地よさが漂っている。
    そんな印象でした。


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    Forms

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    Forms

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    Wall

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    Forms


    写真:筆者撮影

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    20180925 鑑賞
    | 印象記 | 05:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事