2018.10.15 Monday
3417 ギャラリーなつか C−View(中央区京橋3-4):吉永晴彦展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
会場風景。
シルクスクリーンによる抽象表現。
と、書きましたが、奥に重なり合うのは葉の様で、
手前の白く抜けたものは花の様です。
重なった部分で色が切り替わり、
不思議な奥行きや動きが生まれています。
色は淡いトーンで、
さらに、表面が艶のある膜で覆われているため、
靄や水面の向こうの出来事、
あるいは、記憶の残滓の様です。
形だけを残して、
様々な状況が消えて、
作品が心地よい曖昧性を彷徨いだせば、
鑑賞者は絵だけの世界に入り込んでゆく。
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
写真:筆者撮影
20181009 鑑賞