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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3458 Oギャラリー(中央区銀座1-4):ササキ永利子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



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    Oギャラリー(中央区銀座1-4)では、ササキ永利子展。

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    会場風景。

    柔らかそうで、しなやかな肢体の哺乳類が、
    心地よさげに丸まっています。

    不思議な事に手足の先は、
    人間にそっくりで、
    手足の長さのバランスや、ポーズそのものも、
    人間を思わせます。
    さらに、全体のイメージは若い女性を連想させます。

    拙宅の犬もまあ、こんな感じで
    終日過ごしています。
    寝転ぶスタイルは、
    日向ぼっこや、ソファーの上、夜中の熟睡時、
    などのバリエーションがありますが、
    それぞれ、ごく自然な感じです。

    そんな、楽になりたい、という欲望に根ざした
    最も根源的な表現ともいえる所作は、
    物理的な重力をはじめ、精神的な重力からの
    解放への希求の現れです。

    そこに人を重ねることで、
    日常では現れない、隠し持っていた「野生」が、
    何気ない手法で差し出されています。

    何かを望んだり思ったりしている自身、
    姿形ではない自身の存在を、
    確かなものとして感じ取ろうとしている。
    そんな印象でした。


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    まんぷく

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    明日ははれかな

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    しまうまあおい



    写真:筆者撮影

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    20181023 鑑賞
    | 印象記 | 05:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事