2018.11.15 Thursday
3478 GalleryK(中央区京橋3-9):「並考」展・2
JUGEMテーマ:美術鑑賞
GalleryK(中央区京橋3-9)では、「並考」展。
会場風景。
田部井 勤と、鍋島正世の二人展。
それぞれの作品は
単独で充分な見応えがありましたので、
並列による効果を語れない代わりに、
別々に分けて紹介します。
田部井 勤の作品。
和紙に周囲がにじむ墨の面があり、
漢字が墨書され、
四角く切り取られた金箔が押されています。
抽象絵画の範疇ですが、
この画面の中に、ある状況(近いイメージとしては枯山水)
を創造しているようです。
発想としては、
描くのではなく、関係や偶然による場面の構築。
背景(和紙)は無限空間で、
そこに図像、記号を浮遊させ、
独特のイメージをつくっています。
表現しすぎると逆に消えてゆく、際どい実感。
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
写真:筆者撮影
20181106 鑑賞