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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3511 StepsGallery(中央区銀座4-4):松宮真理子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC03660.JPG

    StepsGallery(中央区銀座4-4)では、松宮真理子展。

    DSC03670.JPG

    会場風景。
    「Fragile Garden」という作品名の
    大きな箱状のオブジェが床に置かれています。

    上面は透明ガラスで、
    その上に6角形の硝子板が並び、
    底板にも加工された硝子板が組み合わされています。

    上からは照明が当たり、
    中にも照明が仕込まれ、
    一面に、「焼きガラス」製法で出来た、
    水面の氷のような断片が、
    薄く張り付いていて、
    それらが全体が同時に重なり合って
    目に入ってくるので、
    めくるめく複雑な状況に
    時が止まった感じで、見入ってしまいます。

    この作品は硝子を素材とした立体作品というより、
    透明なものと、反射するもの、
    光による一つの場面です。

    記憶に残る感覚を呼び覚ます装置。

    見てみたいものは表層的な姿ではなく、
    記憶に存在するはずの見えない何か。
    作家自身の内面から探り当てたものは、
    光の出来事。
    そんな印象でした。

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    写真:筆者撮影

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    20181120 鑑賞
    | 印象記 | 05:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事