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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3575 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5):荒井裕太郎展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC04771.JPG

    アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、荒井裕太郎展。

    DSC04772.JPG

    会場風景。

    長いチューブ状の鉄板を、
    折ったり曲げたり、潰した立体作品。
    同じ技法による、壁掛け作品もあります。

    厚みのある鉄板は恐ろしく固く、
    それを袋状に加工すれば、
    その強度は飛躍的に上がりますが、
    その基材を、
    「折ったり曲げたり潰す」行為には、
    文字通り、破壊的外圧が必要と思われます。

    展示されている作品群は黙して語りませんが、
    この状態に至った、
    外力と抵抗、双方のエネルギーの沸騰が、
    封印されているかのようです。
    仮に、より複雑な形態へ造形されていたならば、
    このような「力」の表出量は
    明らかに減じられたと予想されます。


    格闘という行為の結果として残された鉄のオブジェは、
    作品に出会う時、
    そこに見えたものは、
    新しくこの世に生み出された
    鉄そのものであることに気付かされる。
    そんな印象でした。

    DSC04779.JPG

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    作品と部分詳細。

    DSC04776.JPG

    DSC04777.JPG

    DSC04778.JPG

    ​作品と部分詳細。

    DSC04780.JPG

    DSC04781.JPG

    ​作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0028.jpg

    Scan0029.jpg

    20190122 鑑賞
    | 印象記 | 05:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事