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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3580 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):金善泰展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC04840.JPG

    ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、
    金善泰(キムスンテイ)展。

    DSC04841.JPG

    会場風景。

    人は描かれていないものの、家屋や自動車により、
    人々の暮らしが暗示されますが、
    画面上で起こっている出来事はかなり深刻です。

    地獄草子、飢餓草子などの絵巻物のように、
    視点が、ある場面の全体を俯瞰する位置に置かれています。
    結果、状況が悲惨であっても、
    遠景からの客観視によって、
    妖しい美しさが漂っています。

    作品は、日常の様々の神秘を示しているようです。
    事象の外形ではなく、
    その奥に潜むこと、それが周囲に漂い始める事。
    そんな気配を捕らえています。

    描かれた場面は断片的ですが、
    画面は明確な詩として形成されている。
    そんな印象でした。

    DSC04842.JPG

    DSC04843.JPG

    DSC04844.JPG

    Unstable Landscape-3

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    DSC04847.JPG

    Unstable Landscape-7

    DSC04849.JPG

    DSC04850.JPG

    Playground

    DSC04855.JPG

    DSC04856.JPG

    金木がある風景

    DSC04852.JPG

    DSC04853.JPG

    昨夜の海


    写真:筆者撮影

    Scan0015.jpg

    Scan0016.jpg

    20190122 鑑賞
    | 印象記 | 05:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事