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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3587 ギャラリー椿(中央区京橋3-3):富田有紀子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC04958.JPG

    ギャラリー椿(中央区京橋3-3)では、富田有紀子展。

    DSC04961.JPG

    会場風景。

    ガラス玉は、透明ながら自体が色を持ち、
    内部に周囲を映し込むという、
    複雑で不思議な視覚世界を体現します。

    ガラス玉を見つめれば、
    周囲の風景は意識外になり、
    ガラス玉に宿る世界が認識される世界となります。
    そのように出会った図像とその背景が、
    執拗に描かれています。
    実像なのに虚像という二面性を
    同じ強度でドライに扱っています。

    一つの実態に対する意識を回避しつつ、
    別の実態を描くことは、
    画家の意識の飛躍への驚きそのもののようです。

    画家は外形ではなく、
    潜みこむ何か、
    それが周囲に漂い始める何かを捕らえ、
    簡単に表せないはずの世界のをリアルに表出している。
    そんな印象でした。

    DSC04962.JPG

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    作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

    DSC04968.JPG

    DSC04969.JPG

    ​作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0003.jpg

    Scan0004.jpg

    20190205 鑑賞
    | 印象記 | 05:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事