2019.02.14 Thursday
3591 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5):古家野雄紀 古山結 2人展・1
JUGEMテーマ:美術鑑賞
アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、
古家野雄紀 古山結 2人展 。
会場風景。
展覧会タイトルは、ーRIBBONー。
古山結の作品。
絵画は何かを再現したり、説明するためのツールではなく、
画家個人の表現の一手段です。
ですから、その手腕は、
画家が表現したいことと、
表現されたもの(絵画)を媒介とした
観る側が受け取ったことの
距離感で評価されるのが順当のようですが、
アートの面白みは、
距離感はあまり考慮されず、
画家が発したメッセージと
受け手が理解したメッセージが乖離していても
それをよしとするというか、
その広がりを楽しんでしまうという
自由さにあります。
古山結の作品は、
込められたメッセージには親切なわかりやすさがありますが、
観る側に、
絵画をステップ台にして、
遠く跳んでしまいたくなるような、
大きく心地よい「含み」が
絵画になっている。
そんな印象でした。
おやすみ
way home
ゆきの日
input
写真:筆者撮影
20190205 鑑賞