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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3618 藤屋画廊(中央区銀座2-6):長谷川幾与展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC05865.JPG

    藤屋画廊(中央区銀座2-6)では、長谷川幾与展。

    DSC05866.JPG

    会場風景。

    要素(形)と色種が絞り込まれた
    日本画による風景。

    画家にとっての風景は、
    山や樹木や空などの、
    具体的な図像の立体的な組み合わせではなく、
    自身が立っている場での身体的感覚のようです。
    目に入るものや、感じる風や湿度、
    香りや鳥の聲。
    そのような「感じ」を絵画として残すために、
    ひとつひとつを確かめるように描いてゆくのでしょう。


    余白を大きく取った独特の構図と、
    説明されていないのに
    わかってしまう空気感が印象的です。

    ここまでならなんとか絵になるという、
    木々や鳥フォルムと、濃淡の妙。
    それらが自然の静かな流れのように、
    余白と呼応しています。

    おそらく、日常の風景だったものは、
    画家の感性によって空気の有り様として再構築され、
    幻想的な空間へと変化している。
    そんな印象でした。

    DSC05867.JPG

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    DSC05869.JPG

    湿度の匂い

    DSC05871.JPG

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    沈静

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    道標

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    DSC05879.JPG

    呼吸


    写真:筆者撮影

    Scan0021.jpg

    Scan0022.jpg

    20190219 鑑賞
    | 印象記 | 05:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事