CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    紋谷幹男 (11/11)
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    香久山雨 (11/10)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    紋谷幹男 (11/03)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    石丸 康生 (11/02)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    紋谷幹男 (04/07)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    石村実 (04/06)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    紋谷幹男 (02/23)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    沢村澄子 (02/21)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    紋谷幹男 (12/30)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    牧野 光一 (12/29)
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3627 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3):谷川晃一展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC06046.JPG

    ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、谷川晃一展。

    DSC06047.JPG

    DSC06048.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーForest of Suiranー。

    Suiranとは、作家の住む伊豆高原の
    「すいらん荘」という別荘地のことです。

    アンリ・ルソーの描く
    図像化された熱帯のジャングルのようであり、
    さらに鮮やかな色彩によって、
    非日常的な楽園が想起されますが、
    作品名は「雑木林」で、展覧会タイトルは、
    画家が暮す伊豆高原の地名なので、
    近所の見慣れた風景がモチーフということで、
    そのギャップに驚かされます。

    逆に、画家というフィルターの計り知れなさが
    顕在化されます。

    日常の風景は画家の中で分解され、
    あるものは増幅し、あるものは消され、
    なかったものが生み出され、
    抽象的な色面の要素の集合として再構成されます。
    そのように現出した空間と光と喜びは、
    画面から放射され、鑑賞者へと降りかかります。

    緑と光を活性化させる行為としての絵画。
    そんな印象でした。

    DSC06049.JPG

    DSC06050.JPG

    DSC06051.JPG

    雑木林の言葉

    DSC06053.JPG

    DSC06054.JPG

    雑木林・朝

    DSC06056.JPG

    DSC06057.JPG

    雑木林の生命


    写真:筆者撮影

    Scan0003.jpg

    Scan0004.jpg

    20190305 鑑賞
    | 印象記 | 05:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事