2019.04.05 Friday
3662 巷房2(中央区銀座1-9):加藤 哲展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
巷房2(中央区銀座1-9)では、加藤 哲展。
会場風景。
展覧会タイトルは、ーココトナリー。
平面作品、立体作品とも、
同一サイズ(に見える)輪の水平方向への反復です。
それ以上でも以下でもなく、
たまたま与えられた色や素材感は、
絵画や立体作品へ、体を成すための手続きのようです。
輪の形、サイズや、
連続する間隔や配置は、
ある約束事が設定されるものの、
幾何学的レベルでは正確に順守されないことで、
それぞれの歪みやズレが、
「恣意性」を視覚的に強調する結果になっています。
輪の連続が輪の連続でなくなるとき、
グラフィカルな明確さは、
突然アートの闇に紛れ込む。
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
写真:筆者撮影
20190326 鑑賞