CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2019 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    紋谷幹男 (11/11)
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    香久山雨 (11/10)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    紋谷幹男 (11/03)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    石丸 康生 (11/02)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    紋谷幹男 (04/07)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    石村実 (04/06)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    紋谷幹男 (02/23)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    沢村澄子 (02/21)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    紋谷幹男 (12/30)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    牧野 光一 (12/29)
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3668 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8):坂本太郎展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC06890.JPG

    コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、坂本太郎展。

    DSC06891.JPG

    会場風景。

    会場の真ん中に、黒鉛で真っ黒に塗られた
    巨大な木彫作品が置かれています。

    何かに見えるが、
    実は何ものでもなく、
    その何ものでもないというニュートラルさにおいて、
    見る側の内面にずぶずぶと侵入してくるようです。

    与えられた色や形態、太いボルト+ナットは
    堅牢さを保持するツールのようですが、
    実は、この状態をかろうじて保持するための
    抵抗のようにもみえます。


    彫られつつある作品と、
    彫りつつある彫刻家という二つのフェーズ。
    通常二つのフェーズは一体化へと昇華してゆきますが、
    両者が入れ替わる、
    あるいは、かい離するという事態もあり得る。

    虚構を内包する現実という、彫刻の力。
    そんな印象でした。

    DSC06894.JPG

    DSC06893.JPG

    DSC06892.JPG

    DSC06899.JPG

    DSC06895.JPG

    DSC06896.JPG

    DSC06897.JPG

    DSC06898.JPG

    DSC06900.JPG



    写真:筆者撮影

    Scan0033.jpg

    Scan0034.jpg

    20190326 鑑賞
    | 印象記 | 05:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事