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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3671 Gallery Cellar(中央区京橋3-9-2):岡本太郎展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC06743.JPG

    Gallery Cellar(中央区京橋3-9-2)では、岡本太郎展。

    DSC06744.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、
    ー職業は「人間」、あるいは「岡本太郎」ー。

    折角の機会なので、
    「岡本太郎」という強すぎる先入観にとらわれず、
    あるいは、「岡本太郎」の小品ドローイングの
    本物を観る貴重なチャンスに恵まれた、
    で満足せず、
    いつも通り、作家の属性を無視して、
    作品そのものと対峙したいと思います。

    明確な形はなく、
    画面を構成するのは、うねり動く線の群れです。
    筆者の感覚だと、
    形は画家の意識が前提になりますが、
    線は、意識を飛び越えて、いわば衝動だけが、
    その痕跡として残ってしまう場合があります。
    ですから、線で構成されたこれらの画面は、
    絵画的規範をもとに、
    整理して組み立てられたというより、
    ある思いが、そのままキャンバスに残ったという
    雰囲気を讃えています。

    結果、人を描くことが目的ではなく、
    線を重ねるうちに人的な残像が浮かび上がったようです。
    線の重なりは
    気流の姿なのか、それを起こすパワーなのか、
    知る由はありませんが、
    この世界はエネルギーに満ちていて、
    目に見える事象はたまたまの偶然なのだ。
    そういった神秘の予感が描き取られている。
    そんな印象でした。

    DSC06745.JPG

    DSC06746.JPG

    作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

    DSC06758.JPG

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    ​作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0040.jpg

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    20190326 鑑賞
    | 印象記 | 05:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事