CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    紋谷幹男 (11/11)
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    香久山雨 (11/10)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    紋谷幹男 (11/03)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    石丸 康生 (11/02)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    紋谷幹男 (04/07)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    石村実 (04/06)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    紋谷幹男 (02/23)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    沢村澄子 (02/21)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    紋谷幹男 (12/30)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    牧野 光一 (12/29)
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3775 StepsGallery(中央区銀座4-4):関水英司展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC09670.JPG

    StepsGallery(中央区銀座4-4)では、関水英司展。

    展覧会タイトルは、−原初の種子ー。

    キャンバスに油彩とアクリルで描かれた抽象表現。
    青と赤の渦巻き(エネルギー)が画面で衝突して、
    お互い弾け飛んで漂い、
    再び力をため込んでいるようなイメージ。

    近くで見ると、
    画面全体の奔放な様相とは打って変わり、
    繧繝文様のような微細な色の混在が起こっています。
    漆芸の彫漆のように、
    何層も色を塗り重ねて削り取ることで、
    色の層がグラデーション的に表れています。

    大きな構想と、
    それを支える複雑で重層的に響き合う色彩。
    塗るのではなく、削り取る事によって、
    豊かな表情が出現します。

    画家が掌握しようとすればかわされる
    原初の種子」の実相に近づくための「不可能な」挑戦。
    「不可能な」挑戦はアートになる。
    そんな印象でした。


    DSC09680.JPG

    DSC09673.JPG

    DSC09672.JPG

    DSC09674.JPG

    DSC09675.JPG

    DSC09676.JPG

    DSC09677.JPG

    DSC09678.JPG

    DSC09679.JPG

    作品と部分詳細。

    DSC09683.JPG

    DSC09684.JPG

    DSC09686.JPG

    ​作品と部分詳細。

    DSC09688.JPG


    写真:筆者撮影

    Scan0033.jpg

    Scan0034.jpg

    20190528 鑑賞
    | 印象記 | 05:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事