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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3877 StepsGallery(中央区銀座4-4):串田治 追悼展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC02590.JPG

    StepsGallery(中央区銀座4-4)では、串田治 追悼展。

    DSC02592.JPG

    会場風景。

    立体作品と平面作品が等価な感じで展示されています。

    立体が平面の立体化ではなく、
    平面が立体の平面化ではなく、
    それぞれがそれぞれに完結していますが、
    並置されることで、
    表現すること、その手段として創ることの、
    切羽詰まった感じが伝わってきます。
    制作モチベーションは必要ではなく、
    本能のようです。

    立体作品は、
    描かれた板材の組み合わせで、
    フォルムが目的で、素材や表層は属性という、
    一般的な立体作品の成り立ちとは異なり、
    形態の操作を超えた、
    風景的な要素が現れています。

    平面作品は、
    画面の上で、色が与えられた範囲を
    どのように置き、広げ、関係させるかを
    演じさせているようです。
    出来のいい抽象画に見えますが、
    ※実際そうですが、
    時間と空間の存在が意識されます。

    美術作品は具象、抽象かかわりなく
    作家が再現したいものの再現なので、
    宿命的にイリュージョンですが、
    再現したい対象のないオリジナルならば、
    観る側は、露出された実態と向かい合うことになり、
    展示空間は体験現場になる。
    そんな印象でした。

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    写真:筆者撮影


    2018年 「串田治 レクイエム展」
    カタログより。

    Scan0050.jpg

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    Scan0052.jpg


     「串田治 絵画 2007-2014」
    カタログより。

    Scan0048.jpg

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    Scan0035.jpg

    20190903 鑑賞
    | 印象記 | 05:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事