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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
4119 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7):野田哲也展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC07931.JPG

    ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7)では、野田哲也展。

    DSC07933.JPG

    DSC07932.JPG

    会場風景。

    アメリカ三大美術館の一つ、シカゴ美術館で
    野田哲也展(Noda Tetsuya: My Life in Print)が開催され、
    (会期:2月29日〜6月21日)
    ここギャラリーゴトウでも、
    同日の2月29日から野田哲也展が開催されています。

    紗をかけたような淡い色調で表現されるのは、
    作家自身が日常で出会った一コマ。
    その作品群は“Diary(日記)”シリーズといわれ、
    作品名はその日付けと場所です。

    木版で背景や色彩の部分を摺り、
    作家自身が撮影した写真に手を加え、製版し、
    摺り重ねています。
    写真の写実性と、木版画の風合いは、

    この独特の画法によります。

    日常のある場面、小景に秘められた、
    あるいは、たまたまの偶然で起こった
    何か特別に見える美しさに
    作家は思わず見入るように反応し、
    写真に切り撮ります。

    手描きのスケッチではなく、
    写真が残ることで、
    その小景が撮られた顛末が置き去りのまま、
    一つの小景という客観的、即物的図像が
    凍結されます。

    作家は、一つの小景の図像と
    他者として出会い、
    それを、美に至るパーツとして再発見している。
    そんな印象でした。


    DSC07934.JPG

    DSC07935.JPG

    Sept.16th`01,in Israel

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    DSC07938.JPG

    March.11th'08

    DSC07940.JPG

    DSC07941.JPG

    Aug.6th'00

    DSC07943.JPG

    DSC07944.JPG

    June 30th'19

    DSC07946.JPG,

    DSC07947.JPG

    Sept.5th'18,in Bangladesh

    DSC07949.JPG

    DSC07950.JPG

    March 22nd'19


    写真:筆者撮影

    Scan0034.jpg

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    Scan0032.jpg

    Scan0033.jpg

    20200303 鑑賞

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