2020.03.24 Tuesday
4131 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9):高田理美展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、高田理美展。
会場風景。
いわゆる風景画ですが、
「普通の」風景画とは異なるニュアンスが残ります。
なぜ、そのように感じてしまったのか、
気になります。
描かれたものは風景を構成する、
地面や水面や、樹木、空。
そして、夜景を彩る灯。
それらを、視覚が捉えた図像、
色と輪郭を持つ形としてではなく、
写真の客観的把握に通じる、
残像というか、記憶の断片のように描いています。
ある風景の説明(再現)ではなく、
ある光景の解釈。
風景の諸要素は、
光を受け、透過し反射する面となり、
画面は光が演じる場となる。
そんな印象でした。
あの日の昼
かなで
沈み着く
ここからどこから
写真:筆者撮影
20200317 鑑賞