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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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1576 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):柴原薫展
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    ギャラリーQ(中央区銀座1-14)では、柴原薫展。




    会場風景。
    花と人工物を組み合わせた写真展。

    壁の展示だけだと単なる写真展になるので、
    透明な布に転写した作品を天井から下げて、
    空間体験的な楽しみも加えたとのこと。

    写真のモチーフは、
    花に、鮮やかな色の化粧品や瓶、リボンやスカーフなどを
    組み合わせたもの。
    色や素材の親和性が高く、
    色相がそれぞれハーモナイズすることで、
    不思議なほど一体化していて、
    単なる組み合わせというより、
    新しい「出来ごと」に出会ったような印象でした。

    写真家は、データをモニター上で合成するのではなく、
    最終形を実際に作って、一発撮りで撮影したそうです。

    ユニークなのは、
    必ず眼球が潜んでいて、じっと見ていることです。
    義眼を使っているそうですが、
    外から眺めるのではなく、
    この不思議な世界に入り込んでしまう感覚を
    生み出そうとしたそうです。

    多くの写真家は、
    狙った場面を探し、待機し、切り撮りますが、
    ここでは、状況そのものを写真家が創造してしまうという、
    クリエイティブなエネルギーも感じられました。





    20151215 観賞


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