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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3058 巷房2(中央区銀座1-9):中川 るな 展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1300756.JPG

    巷房2(中央区銀座1-9)では、中川 るな 展。

    P1300758.JPG

    会場風景。

    同じサイズの、布で覆われた円盤が均等に並んでいます。
    布の円盤には、単色の糸で、様々な模様が刺繍されています。
    それらは、刺繍機付ミシンに内蔵されている
    パターンが採用されています。

    円盤は全体で大きな円を構成しています。
    あるいは色違いによって、
    円や不規則な形をえがいています。

    展覧会の状況説明はざっと以上なのですが、
    展示空間に立つ時の空気感の説明は
    ちょっと難しいです。

    刺繍付きの円盤を大量に並べながら、
    満月のイメージのような、
    大きな風景的広がりがあらわれるところが面白いのですが、
    同時に、
    一つ一つにきちんと個性を与えている影響が、
    不思議な深度を与えている。
    そんな印象でした。

    P1300759.JPG

    P1300760.JPG

    P1300761.JPG

    P1300762.JPG

    P1300763.JPG

    P1300764.JPG

    作品と部分詳細。

    P1300770.JPG

    P1300765.JPG

    P1300766.JPG

    ​作品と部分詳細。

    P1300767.JPG

    P1300768.JPG

    P1300769.JPG

    ​作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0029.jpg

    Scan0030.jpg

    20180220 鑑賞
    | 印象記 | 05:33 | comments(2) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事
    写真図版ではわからないが 人の目には照明と色の組み合わせのハレーションで糸が銀色に見えることがあるので付け加えておきたい。新聞紹介欄では記者が主観的な案内をつけていたが数人しかそれをみて来たという人はなかったようなので、多義複層的になれば増えるかと一例を示す。
    工芸系の作品に思うかもしれないがインスタレーションで、立てかけてある作品がリクライニングして金波銀波を想像すれば、地下にあることもあって宇宙の広さや無限を表現したものではないかなと思う。中央のモチーフを見ようと近づけば周縁のものは見えなくなるが辺縁がどうなっているのかと気になる。離れれば全体像は見えるが、そのまた超延長はどうなっているかの目を閉じて頭の中にイメージするという五感を働かせる作業をした方がアプローチしやすい作品かもしれない。
    前回ではシャツというフォーマットに刺繍モチーフがあったが、不連続体の並置であったのなら全体像としての構造は踏襲されているかもしれない。今回も下地部分に紺色の丸があったわけだし。 そんなことも新方向なのかもしれない。
    パーチメントクラフトの技法でつなぎ模様の紙作品を別人が作っていたがそれとの比較はここでは別の機会に。
    | shizuokanishino | 2018/03/11 10:35 AM |
     深く考察されたコメントありがとうございます。作品が、作り込まれたパーツの集積という成り立ちなので、距離の取り方によって
    イメージが変わることは体感できましたが、見えていない範囲へも広がる影響力への洞察には感じ入りました。紋谷
    | 紋谷幹男 | 2018/03/11 7:22 PM |









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