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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3222 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4):佐々木綱昌展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1360614.JPG

    OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、佐々木綱昌展。

    P1360628.JPG

    P1360634.JPG

    会場風景。

    一面が赤い画面。
    形や線など、意識を向ける対象はなく、
    一面が赤く塗られています。

    キャンバスのサイズが有限なので、
    この範囲で終わっていて、
    実は、大きな全体の一部なのかもしれません。
    あるいは、キャンバスがこの世界の全範囲なのでしょうか。

    赤く塗られていると書きましたが、
    それは遠目の印象であって、
    少し近付けば、
    画面の奥底の蠢きがこちらに迫ってきます。
    幾重にも色が重ねられ、
    表面の薄さや隙間から、
    過去の筆跡が現れています。

    複層のレイヤーの関係性による、
    響き合いや、干渉などは、
    画家が違う時間や違う感性で
    キャンバスに向かい合った
    時間のずれが成した現象で、
    それは、自然現象の神秘を想起させる。
    そんな印象でした。


    P1360629.JPG

    P1360630.JPG

    P1360631.JPG



    P1360635.JPG



    P1360638.JPG

    P1360639.JPG




    写真:筆者撮影

    Scan0035.jpg

    Scan0036.jpg

    20180522 鑑賞
    | 印象記 | 05:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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