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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3259 ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3):村井進吾展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1370978.JPG

    ギャルリー東京ユマニテ(中央区京橋3-5-3)では、村井進吾展。

    P1380002.JPG

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    P1370979.JPG

    P1370997.JPG

    P1370980.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーINGOTー。
    ※鋳塊、かたまり

    日常に刺激を与えることが、
    アートの存在価値の一つなら、
    充分にアートな展覧会です。

    会場には大小7体の黒御影石の立方体が、
    床に置かれています。
    4本の、枕木のような縦長の立方体が整列し、
    他の3体の大きな立方体が、
    それぞれの位置に置かれています。

    各作品は、会場の壁面に平行に置かれ、
    お互いが、水平、垂直の関係を保っています。

    有機的な形にしたり、
    同じサイズにしたり、
    意味深な角度を付けることによる、
    「無駄なおしゃべり」を避けようとしているようです。

    作品は限りなく直方体なのですが、
    彫刻家の手によって彫り出された塊は、
    工業製品的に厳密な水平、垂直面を成さず、
    掌で感じ取れる程度の、
    膨らみ、凹みがあります。

    表面は碁盤の目を残して削り取られていますが、
    その痕跡は一様ではありません。

    以上が状況説明ですが、
    「重い」という物理的事実も、
    ボディーブローのように効いてきます。

    彫刻家は、切り出された石から、
    一つの立体を彫り出します。
    結果として出現した立体は、
    原石(石であること)から自立し、
    立体(フォルム)としての新しい言語を発します。

    では、これらの立方体は何を語っているのか。

    一旦、立方体に成形された黒御影石は、
    ミニマル・アートっぽい佇まいですが、
    碁盤の目を残して削られ始めた途端に、
    石としての野性を見せ始めます。
    では、碁盤の目など、ややこしいことはせず、
    アトランダムに削ればどうなるか。
    多分、単なる(自称)抽象彫刻になるのでしょう。

    均等な碁盤の目を残という手段により、
    この「出来事」が作家の意思とは無関係である事が示されます。

    石の立方体に石が露出する。
    言い換えれば、
    露出することで石を露わにする。
    そんな印象でした。


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    写真:筆者撮影

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    20180619 鑑賞
    | 印象記 | 05:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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