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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3262 アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5):羅針盤セレクション 2018  VOL.3・1
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1380053.JPG

    アートスペース羅針盤(中央区京橋3-5)では、
    羅針盤セレクション 2018 VOL.3。

    P1380016.JPG

    会場風景。

    ギャラリー選りすぐりの
    若手気鋭の4人展。

    多くの画家が発表する膨大な作品群から、
    個性(新規性)、クオリティ、商品価値など
    無数の変数の組み合わせである、
    選定基準を元に、
    次代を担う画家を選び出す行為は、
    筆者のように多くの画廊を廻って
    ああだ、こうだと好き勝手を書いている
    お気軽さに対して、
    異次元的に大変なんだろうな、
    と思われます。

    今回も4人がセレクトされていますが、
    見事なまでに作風がバラバラなのに、
    確かに、それぞれに個性と見応えがあり、
    ギャラリストの懐の広さと、
    審美眼と嗅覚の鋭さに感じ入ります。

    このようにして
    「アートスペース羅針盤」ブランドという価値が
    生まれてゆくのでしょう。


    二人づつ二回に分けて紹介します。


    樋口 綾香​の展示エリア
    暗くて、綺麗でなく、楽しくもないのに、
    いい絵だなあという実感は
    不思議な感覚です。
    そこが絵画という媒体の面白いところです。
    なんでいいのかを後追いする感じです。


    奥行きとゆうか、奥を感じさせる画面は、
    意外な甘美さで鑑賞者を別の世界へと誘います。

    P1380017.JPG

    P1380018.JPG

    P1380019.JPG

    P1380020.JPG

    庭は1つ
    紙本着彩

    P1380022.JPG

    P1380023.JPG

    P1380024.JPG

    あなたに、わたしに
    紙本着彩


    成田 淑恵の展示エリア
    青空から滴り落ちる水を飲む

    ブタが大きく描かれていて、
    周囲や耳には花が咲いています。
    空に舞う蟻も見逃せません。

    一見、イラストっぽいのですが、
    ※それでもいいのですが
    ブタの表皮や鼻の質感の執拗な描き込みや、
    訳の分からない世界観が、
    アートの深淵へと引きずり込みます。

    P1380026.JPG

    P1380027.JPG

    P1380028.JPG

    P1380029.JPG

    P1380030.JPG

    巡る
    油彩、キャンバス


    写真:筆者撮影

    Scan0009.jpg

    Scan0010.jpg

    20180619 鑑賞
    | 印象記 | 05:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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