CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    紋谷幹男 (11/11)
  • 5190 巷房2(中央区銀座1-9): 香久山 雨 展
    香久山雨 (11/10)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    紋谷幹男 (11/03)
  • 5321 ギャラリーなつか (中央区京橋3-4):石丸康生展
    石丸 康生 (11/02)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    紋谷幹男 (04/07)
  • 5205 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):石村 実展
    石村実 (04/06)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    紋谷幹男 (02/23)
  • 5165 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
    沢村澄子 (02/21)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    紋谷幹男 (12/30)
  • 5113 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):牧野光一展
    牧野 光一 (12/29)
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
<< 3372 ギャラリーQ(中央区銀座1-14):成田淑恵展 | main | 3374 ギャラリーゴトウ(中央区銀座1-7):五十嵐 靖展 >>
3373 ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7):宮本佳美展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC00289.JPG

    ポーラ ミュージアム アネックス(中央区銀座1-7)では、
    宮本佳美展。

    DSC00307.JPG

    DSC00290.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー消滅からの形成ー。

    大きく引き伸ばされた、
    植物を撮った白黒写真のようですが、
    近付けば、それが、人の手が筆によって描いた
    絵画であることがわかります。

    と、書きましたが、
    遠目でも、これは写真であるはずがないという
    予感だけはありました。

    そんなはずがないと。

    なぜなら、この絵画は、
    写真という、被写体の像をレンズを通して
    フィルムの上に固定する方法では、
    実現できない事態であることが、
    直感的にわかるからです。

    モノは、実際に存在していても、
    暗闇では認識できず、
    光を当てて初めて認識できます。
    あるという「実在 reality」と
    見えるという「現象 appearance」は異なります。

    普通の画家が、
    物がどのように見えるかを描くことに対し、
    この画家は、

    物がどのようであるかを描こうとしているのでは。
    そんな印象でした。


    DSC00291.JPG

    DSC00292.JPG

    DSC00293.JPG

    Surge of shadow

    DSC00295.JPG

    DSC00296.JPG

    DSC00297.JPG

    dropwise

    DSC00299.JPG

    DSC00300.JPG

    DSC00301.JPG

    Dissolved flower

    DSC00306.JPG

    DSC00303.JPG

    DSC00304.JPG

    Everlasting truth 


    写真:筆者撮影

    Scan0031.jpg

    Scan0032.jpg

    20180911 鑑賞
    | 印象記 | 05:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









    トラックバック機能は終了しました。