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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3379 ゆう画廊 5・6F(中央区銀座3-8):畑中 優 展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



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    ゆう画廊 5・6F(中央区銀座3-8)では、畑中 優 展。

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    会場風景。

    子供の顔、老人の顔、
    蝉やカラス、洋ナシが
    再現的に描かれています。
    しかし、筆者はあることに気付きます。
    この絵は姿形だけを表現しようとしていないなと。

    絵はリアルになればなるほど、
    表面的な姿形に情報が集約されてゆくことに対して、
    姿形以外というか、その奥の事に
    関心が向かう影響力が同時に発生することが、
    これらの絵画の優れた特徴です。

    モチーフによって、
    画家の意識下に発生したイメージを、
    描くという行為によって起きる「形が似てしまう」という
    宿命を受け入れながらも、
    引き上げ、構築してゆく行為としての絵画。

    そのイメージを、
    画面の前に立つ他者へ、自然な共感として開いてゆく。

    腕が立つので正確に再現されてしまうものの、
    再現を目的としない絵画。
    絵画としての自立が成り立っている。
    そんな印象でした。

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    父の匂い

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    淡き恋

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    母の忘れもの

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    黒き石を投げる

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    立ち尽くす日々のものたち

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    シエナの坂道


    写真:筆者撮影

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    20180911 鑑賞
    | 印象記 | 05:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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