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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3392 ギャラリー檜 F(中央区京橋3-9):李 ウンジュ 展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC00622.JPG

    ギャラリー檜 F(中央区京橋3-9)では、李 ウンジュ展。

    DSC00609.JPG

    会場風景。

    紫色の2種の太さの糸を、
    正方形の基盤の上を張り巡らせた作品。

    2種の太さの糸の組み合わせは、
    レイヤーのように、前後に重なっています。

    糸はピンと張っていますので、
    構成要素は短い直線で、
    4〜8本の直線は1点で交差しています。

    抽象表現ですが、
    フリーハンドの筆致による偶然性というより、
    システムに御された法則性が感じられます。

    筆者は、糸という物質、物性が、
    作品上、どの程度重要なのか考えます。

    本当は手描きで仕上げたかったが、
    容易さにおいてこの画法が選ばれたのか。
    糸が張る状態が重要なのか。
    二つのレイヤーという構成が重要なのか。

    完全に抽象的ですが、
    葉脈に通じる樹木のもつ力、
    水面にあらわれてくる奥深さ、
    それらのイメージが面の中に造形化されています。
    不思議な生気がある。
    そんな印象でした。

    DSC00610.JPG

    DSC00611.JPG

    DSC00613.JPG

    DSC00612.JPG


    写真:筆者撮影

    Scan0017.jpg

    Scan0018.jpg

    20180925 鑑賞
    | 印象記 | 05:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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