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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3473 ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9):今村直彦展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC02786.JPG

    ギャラリー檜 B(中央区京橋3-9)では、今村直彦展。

    DSC02787.JPG

    会場風景。

    画面は上下、二色に分割されています。
    それが何なのか、明確には判断できませんが、
    上に伸びる複数の線が描かれています。
    画面全体は、厚みある複雑な筆跡で覆われていて、
    色種は、多くを占める青系と、上端の白系のみです。
    色の境目は水平線のようで、その下は、
    大地ではなく、海のようなイメージがあります。

    海の記憶を表そうとするものの、
    コントロールしきれない絵の具の厚み、重なりは、
    自然現象にも似た偶然の働きで、
    絵画を海の再現ではなく、絵画そのものへと誘導します。

    絵画の表面は、
    絵具というテクスチャーではなく、
    色の関係として出現しています。

    要素を削るだけ削って、
    関係はより複雑に深めながら、
    限りない広さの感覚を獲得している。
    そんな印象でした。

    DSC02788.JPG

    DSC02789.JPG

    DSC02790.JPG

    作品と部分詳細。

    DSC02791.JPG

    DSC02792.JPG

    作品と部分詳細。

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    DSC02794.JPG

    作品と部分詳細。

    DSC02795.JPG

    DSC02796.JPG

    作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0013.jpg

    Scan0014.jpg

    20181106 鑑賞
    | 印象記 | 05:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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