2018.12.03 Monday
3512 国立新美術館(港区六本木7-22):改組 新 第5回 日展/日本画・1
JUGEMテーマ:美術鑑賞

国立新美術館(港区六本木7-22)では、改組 新 第5回 日展。
芸術の秋。
秋に開催される、主要な公募展のフィナーレは、
具象絵画の最高峰「日展」です。
具象絵画という「わかりやすい」絵画は、
わかりやすい分、逃げ隠れができず、
デッサン力(筆力)にものを言わせて、
実態に迫る事が創作の前提になりますので、
日展会場に並ぶ作品群には、
妥協を許さない、才能、感性、鍛錬、根気の、
只ならぬ緊張感、達成感が漂います。
それでは、筆者が特に惹かれた作品の紹介。
日本画35点、洋画26点です。
今秋、直近の有力公募展で、
筆者が同じ感性でセレクトした作品数は、
二紀展=19点 独立展=27点
新制作展=25点 行動展=12点
でした。
日展日本画の
筆者にとってのトップクラスの層の厚さが
確認できます。

それでは筆者独断的セレクション、日本画35点を、
3回に分けて紹介してゆきます。

第1室会場風景。
これが、日展日本画の第1室です。


顔
特選
松永 敏


扉
入選
三上友子


雪の朝
入選
宮本脩子


約束の地図
入選
大西健太



樹
入選
渡邉國夫


画室の花
特選
大崎多実穂


崖
特選
行近壯之助


静かな夜に
特選
稲田雅士

写真:筆者撮影

20181121 鑑賞