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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3520 児玉画廊 天王洲(品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F):関口正浩展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC04211.JPG

    DSC04212.JPG

    児玉画廊 天王洲
    (品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F)
    では、関口正浩展。

    DSC04213.JPG

    DSC04217.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーまばたきのかたちー。

    平面上で表現される美術は絵画で、
    立体で表現される美術は彫刻です。

    絵画は描き、彫刻は作ります。

    しかし、絵画を作っても構わないのです。
    油彩画はキャンバスを基材として、
    油絵具を塗り付けることで成り立ちますが、
    直接塗り付けず、
    別の場所で油絵具を素材とする薄い膜を作り、
    キャンバスに固定するという、
    描かずに、作る手段でも、
    油彩画に見える絵画になります。

    作家は、皺くちゃにしたビニールシートに絵具を塗り、
    広げて絵具の面をキャンバスに重ね合わせ、
    絵具をキャンバスに融着させた後、
    ビニールシートを剥ぎ取ることで、
    シール転写風の油彩画を「作って」います。
    確かに作品は皺くちゃにした紙風の
    様相を呈しています。

    油絵具膜のコラージュともいえるし、

    油絵具膜の透かし彫ともいえます。

    絵画は、
    「モチーフ=ホンモノ」のイリュージョンであり、
    本当の「ホンモノ」である油絵具という素材は
    鑑賞上、考慮されません。

    一旦、油絵具皮膜という状態で成立した実態は、
    油彩画というフィールドに立つために、
    キャンバス上に仮に置かれたものの、
    絵画とは異なる言葉、
    すなわち、視覚的ではなく触覚的な力が使われている。
    そんな印象でした。


    DSC04214.JPG

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    作品と部分詳細。

    DSC04218.JPG

    DSC04219.JPG

    ​作品と部分詳細。

    DSC04220.JPG

    DSC04221.JPG

    ​作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影





    20181204 鑑賞
    | 印象記 | 05:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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