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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3550 関根伸夫「位相ー大地」について
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    3回目は、関根伸夫「位相ー大地」について



    関根伸夫
    位相 – 大地
    神戸の須磨離宮公園
    深さ2.7メー トル、直径2.2メートル
    1968年

    現在は現存しない立体作品。

    直径220cm、深さ270cmの穴があります。
    穴と同じサイズの土の円筒が、4.4m離れた位置にそびえ立っています。
    円筒はかつて穴にあった土を固めて造られています。
    現代彫刻展の会期終了後、
    再び埋め戻され元の地面になって消失しました。

    筆者は現物を「鑑賞」したことがありませんが、
    そのスケールや質感において、
    とんでもない存在感で圧倒されただろうと、
    予想は付きます。

    この「もの派」というアーティストグループの初期の作品は、
    日本戦後美術史の象徴的な作品(出来事)
    として記憶されることになります。

    「もの派」は、60年代後半から70年代前半に活動したグループ。
    素材となる自然物や人工物を、
    作家としてかかわる行為(芸術的介入)を極力控えながら、
    できるだけそのままの状態で、
    美術作品として存在させることで、
    「もの」自体に語らせることを目的としていました。

    確かに、関根伸夫が行った行為は、
    足の下、地中にあった土をそっくりそのまま
    地上に移しただけで、
    恐るべき強靭さを纏わせるものでした。

    土を素材に何かを「つくる」のではなく、
    土の在り方を新しい形で構築し、
    言い換えれば、土と場所との新しい関係性を作り上げたのです。

    物質の本性の引き出し方そのものも、
    アートになり得る。
    そんな印象でした。

     
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