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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3644 OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4):鈴木紗綾香展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC06300.JPG

    OギャラリーUP・S(中央区銀座1-4)では、鈴木紗綾香展。

    DSC06301.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー降る日ー。

    アクアチント、メゾチントによる
    モノトーンの抽象表現。
    「降る日」と題されているように、
    枝垂桜が上から下に伸びる様子が、
    インスピレーションの源泉になっています。
    同時に、直下の地面が、
    真上の出来事を反映しています。

    地面から上に伸び上がるという姿勢ではなく、
    上から下に垂れ下がるという状態には、
    自立というより、身を任せているといった風の
    危うさ、儚さとともに、
    重力への抵抗ではなく、
    重力からの解放といった自由さが感じられます。


    その様な、かすかな引っ掛かりを頼りに、
    日常の中ですぐに消えてゆく
    小さな感覚を絵画にしているようです。

    曖昧で些細なものに気付き、驚くことが、
    絵画の居場所をつくっている。
    そんな印象でした。

    DSC06302.JPG

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    DSC06304.JPG

    白日

    DSC06306.JPG

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    雪宴

    DSC06310.JPG

    DSC06311.JPG

    朔の日


    写真:筆者撮影

    Scan0029.jpg

    Scan0030.jpg

    20190305 鑑賞
    | 印象記 | 05:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事









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