CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
RECOMMEND
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
<< 3669 Gallery-58(中央区銀座4-4):渋川 駿展 | main | 3671 Gallery Cellar(中央区京橋3-9-2):岡本太郎展 >>
3670 StepsGallery(中央区銀座4-4):松本聡子展
0

    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC06916.JPG

    StepsGallery(中央区銀座4-4)では、松本聡子展。

    DSC06923.JPG

    DSC06930.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーalmost invisibleー。
    ※ほとんど見えない。

    薄暗い展示室の奥の方、
    床の上にガラス板が敷かれ、
    その上に透明アクリルブロックが整列しています。
    透明アクリルブロックは同じサイズの正方形ですが、
    厚みは2種で、
    配置間隔やパターンは、
    アトランダムのように見えます。

    白い線のドローイングが描かれたトレーシングペーパーを
    アクリルブロック表面に貼り付けてありますが、
    近い距離で向かい合っているので、
    ドローイングを直接鑑賞することは困難です。

    照明を受けて、
    透明アクリルブロックが並ぶだけでは起こり得ない
    不思議な視覚効果が生まれていますが、
    その仕組みを理解するためには注意深い観察が
    必要になります。


    部屋の真ん中ではなく、隅に、
    展示台ではなく床の上に直接置かれているので、
    作品というより、
    恒久的に設置されている装置のようなイメージがあります。
    ドローイングの類が見えませんので、
    その感覚が強まります。
    その点、似たようなテイストながら、
    メッセージ性を完璧に消し去りながら、
    作品であることだけを目指した、
    ドナルド・ジャッドなどの
    ミニマルアートとはニュアンスが異なります。

    見えないとはいえ、
    ドローイングという「手仕事」が仕込まれ、
    それが全体の「見え方」に対して影響はあるものの、
    一方で、
    例えば、無地のトレペであっても、
    全体の「見え方」の差異は微少であろうことも、
    興味深いところです。

    いろいろなものが空間と同化して、空間の意味が変わります。
    同時に作品も存在しています。
    存在感だけを残す手段が
    繊細なドローイングだったのかな。
    そんな印象でした。


    DSC06931.JPG

    DSC06925.JPG

    DSC06928.JPG

    DSC06924.JPG

    DSC06926.JPG


    特別に、作品の一部を外して、
    「隠れた」ドローイングを見せてもらいました。

    DSC06932.JPG


    写真:筆者撮影

    Scan0044.jpg

    Scan0045.jpg

    20190326 鑑賞
    | 印象記 | 04:51 | comments(2) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事
    紋谷様
    こんにちは 作家の松本です。先日は個展見て頂きありがとうございます。また丁寧で鋭い視点、感性で作品を見て頂いて大変ありがたく思います。私自身が気付かない所で見て頂くと私自身も新しい発見があります。また宜しくお願いいたします。リンクをファイスブック、自分のホームページにはらせて頂きます。
    | 松本聡子 | 2019/04/09 11:00 AM |
    松本様
     お早うございます。コメントありがとうございます。印象記というより状況説明みたいになってしまいましたが、この作品がこの世にあることが、ないことより余程ありがたいことなんだ、的を伝えたかった感じです。今回が前提になるので、次は難しいでしょうが、第三者的お気軽さで期待しています。紋谷
    | 紋谷幹男 | 2019/04/10 5:36 AM |









    http://monyaart.jugem.jp/trackback/3694