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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3739 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4):いちのしのぶ展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC09093.JPG

    ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、いちのしのぶ展。

    DSC09094.JPG

    DSC09104.JPG

    会場風景。

    絵画は画家が見たこと、イメージしたことの、
    色と形をツールにした二次元への置き換えですので、
    そのように見えるような錯覚を促すものの、
    絵画(作品)とモチーフは「別物」です。

    この作家の場合、そのあたりの事情が異色で、
    作品は、「新聞の天気予報欄の晴れマーク」そのものなのです。

    マークを数千%拡大すると、無地と見えた部分に
    有機的な模様の集合体が現れるそうで、
    その画像をベースに、
    変形、着色して作品に仕上げているそうです。

    例えば、下の写真の赤い作品は
    上毛新聞の「晴れマーク」で、
    次の青い作品は東京新聞、
    白黒の作品は岩手日日新聞です。

    記号や文字、図形は実態ではなく、
    意味をまとわれた抽象概念です。
    「晴れマーク」は鑑賞対象としてミニマルアートではなく、
    「晴れます」の抽象化(理解を助ける媒体)です。

    新聞社によってデザインが変わろうが、
    直径が5ミリだろが10センチだろうが、
    手描きだろうが印刷物、データだろうが、
    「晴れマーク」は全く同じ機能を遂行します。

    「晴れます」という概念の絵画化の方法は
    画家の数だけあるのでしょうが、
    「晴れマーク」という、
    抽象概念としての記号や、その意味ではなく、
    紙の上のインク(実態)から迫るというスタイルは、
    かなりユニークですが、
    美しさを探り当てるという行為もアートである。
    そんな印象でした。

    DSC09095.JPG

    DSC09096.JPG

    DSC09097.JPG

    上毛新聞の「晴れマーク」。

    DSC09098.JPG

    DSC09099.JPG

    DSC09100.JPG

    東京新聞の「晴れマーク」

    DSC09101.JPG

    DSC09102.JPG

    DSC09103.JPG

    HARE Mark 異聞 ML-4P
    岩手日日新聞の「晴れマーク」


    写真:筆者撮影
    Scan0001.jpg

    Scan0002.jpg

    20190514 鑑賞
    | 印象記 | 05:13 | comments(3) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事
    この度は紋谷幹男様の美術鑑賞ブログに「いちのしのぶ展-HARE Mark異聞 -」の記事を掲載して頂きまして、ありがとうございました。
    これまで日本や世界の新聞の「晴れマーク」の集積による作品を、紙とインクと
    いう視点から追いかけてきましたが、今回のマークひとつを数千%拡大するという手法は、作家の制作意図をよりはっきりと提示できたと感じております。
    紋谷様の《紙の上のインク(実態)から迫るというスタイルハかなりユニークだが、美しさを探り当てるという行為もアート》と述べて頂けました事は、私にとりましては大変嬉しく、心強いものでした。有り難うございました。
    | いちのしのぶ | 2019/06/01 3:04 PM |
    コメントありがとうございます。いのちしのぶ様とロイ・リキテンスタインによる、コミックスの拡大再現における印刷インクのドットの再現とは、方向性は近いものの、「発見して驚く」と「見方を変えて驚かす」のような違いがあるようです。今後はどうなるのでしょうか。楽しみにしています。紋谷
    | 紋谷幹男 | 2019/06/01 7:08 PM |
    ロイ・リキテンスタインについての興味深いご示唆をいただき、ご返信ありがとうございました。次回個展の開催時期は未定ですが、じつは私自身もこれからの
    制作の行方を楽しみにしているところです。今後ともよろしくお願い申し上げます。いちの
    | いちのしのぶ | 2019/06/03 10:22 AM |









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