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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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3749 ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9):横山隆雄展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC09262.JPG

    ギャラリー檜 B・C(中央区京橋3-9)では、横山隆雄展。

    DSC09264.JPG

    DSC09263.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー石 + 木ー。

    (おそらく)若い女性がモチーフの全身像。
    肌の部分が木で、洋服の部分が石でできています。
    木も石も、自然素材としての
    固有の手触り、表情がありますので、
    なるほど、自然な組み合わせだなと感心します。

    意外とこのような作例が少ないのは、
    ファインアートはフォルムで勝負でしょう。
    クラフトじゃないのだから。
    といった感覚が根強いからと思われます。

    彫刻は、作家の感性やイメージの表現の手段ですから、
    素材感や質感が表現上重要ならば、
    パーツごとに作り分けることが自然な行為となります。

    対象の再現的な要素は姿を消し、
    シンプルで流動的な造形は、
    具体性を失いつつも、
    新しい物語を生み出すフォルムとなる。

    それは虚構のイメージではなく、
    立体作品という現実として語っている。
    そんな印象でした。


    DSC09265.JPG

    DSC09266.JPG

    Q形
    安山岩・クルミ

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    海へ
    安山岩・花崗岩・杏

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    DSC09271.JPG

    時間
    花崗岩・杏

    DSC09273.JPG

    DSC09274.JPG

    眠り
    流紋岩・ブナ

    DSC09276.JPG

    DSC09277.JPG

    ティータイム
    安山岩・花崗岩・桂


    写真:筆者撮影

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    Scan0020.jpg

    20190514 鑑賞
    | 印象記 | 05:48 | comments(2) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事
    ブログ掲載ありがとうございます。若いときからアカデミックな人体具象彫刻を制作していましたが、退職して自由な身になったのをきっかけに心も自由になれないか思い、自由な表現を心がけてきましたが、これまで背負ってきたものを簡単に捨てることはできず現在の表現になっています。
    個展で一区切りつきましたので、もう少しフォルムを研究して新鮮な空間を造りたいと思っています。
    | 横山隆雄 | 2019/05/28 3:00 PM |
    コメントありがとうございます。なるほど、アカデミクな価値観(固定概念)からの解放としての表現方法だったのですね。ますます自由になって、肝心なものを見つけて、創る喜びを皆に拡散して下さい。紋谷
    | 紋谷幹男 | 2019/05/28 5:04 PM |









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