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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
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4237 藤屋画廊(中央区銀座2-6):結香の会 展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC09343.JPG

    藤屋画廊(中央区銀座2-6)では、結香(むすびき)の会 展。

    DSC09344.JPG

    会場風景。
    日本画家、大石真里江、松原由加子の二人展。

    写実的な表現ですが、
    目に見える事象の再現ではなく、
    あるいは、目に見えたことですらなく、
    でも、画家にとっての絵画が、
    伝える目的の表現ならば、
    言葉の役割に似た、モノの姿形に頼らざるを得ない。
    写実性にそのようなニュアンスを感じました。

    大石の「あ うん」の連作は、
    両方とも、
    もしくは、両方合わせて自画像だそうです。
    人は姿形をもつ器の中の、意識の働きならば、
    自画像は、自分の何を、何処を描くかで、
    その目的が変わってきます。
    自分をモチーフではなく、テーマとする
    絵画への取り組み方には、
    逃げない爽やかな意思が感じられます。

    松原由加子は群れ咲く草花を丹念に描いています。
    そこには、描いた絵画を眺めて再構築するという、
    冷静な問いかけがあって、
    そこでは、

    目の前のものをすぐに描くことでは見つからない、
    「捉え方」が探求されているようです。

    それぞれ、頭の中で一回発酵させて、
    美の新しい景色を創り出している。
    そんな印象でした。

    大石真里江の展示エリア。

    DSC09349.JPG

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    かえりみち

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       うん

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    うん


    松原由加子の展示エリア。

    DSC09348.JPG

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    DSC09363.JPG

    パラレルワールド

    DSC09365.JPG

    DSC09366.JPG

    深山


    写真:筆者撮影

    Scan0007.jpg

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    20200630 鑑賞
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